Report
2025年3月9日さいたまPLATEAU&Unityハンズオンイベント2025 開催レポート
シビックテックさいたまでは、テクノロジーに苦手意識を持っていたり、馴染みがなかったりする人たちでも参加できるように、日ごろから「入門編」「初心者向け」として、勉強会やイベントを開催しています。
2024年3月9日には、国土交通省が推進する『Project PLATEAU(プロジェクトプラトー)』が提供するさいたま市の3D都市データを利用し、『ゲームエンジンUnity(ユニティ)』で実際に街を歩いたり、走ったりするゲームづくりのハンズオンイベントを、さいたま市大宮区「エムズスクエア(武蔵野銀行本店2階)」で開催しました。
ゲームづくりを通して、3D都市データ活用アイデアについて市民に考えてもらう機会とすることを目的としています。
まずは、さいたま市都市局都市計画部都市計画課の松山さんから、国土交通省Project PLATEUの概要や活用事例について、そして「Project PLATEAU ADVOCATE 2024」である、常名隆司さんよりUnityの概要についてお話をいただきました。
今回のハンズオンイベントでは、Project PLATEUのホームページで提供されている2つのチュートリアルを元に、参加者にゲームづくりを体験していただきました。
Unityで活用する|Unityで3D都市モデル内を自由に歩いてみる https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/tpc09-2/ Unityで都市を爆走するミニゲームを作る|3D都市モデルを使ったゲームを作る https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/tpc18-1/
実際には、チュートリアル通りに作業が進まない部分も多く、同じく「Project PLATEAU ADVOCATE 2024」の久田智之さん(株式会社アナザーブレイン代表取締役/みんキャプ運営委員会委員長)にご協力をいただき、キャラクターの配置や設定の方法などを学びました。
初めてのUnity操作とデータ容量が大きい3D都市データの扱いに、参加者の皆さんは苦戦しながらも、最後は、さいたま新都心や大宮の街なかをキャラクターが元気に跳ね回るゲームの完成まで到達できました。
参加者の皆さんからは、「PLATEAUのビューワーを触っただけでは物足りなかったので、実際にデータとして利用することが出来て参考になった」「初めてのUnityの操作に戸惑ったが、ゲームづくりが経験できて良かった、これからもチャレンジしてみたい」などの感想をいただきました。 シビックテックさいたまでは、今後も地域の人たちの身近な問題意識を洗い出し、それを具現化するためのサポートを続けていきます。
<後援>さいたま市
<協力>株式会社武蔵野銀行
レポート:シビックテックさいたま 桑原