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オープンデータ・デイに合わせ、2024年3月2日にさいたま市で『公園×テクノロジー 公園をもっと◯◯に!公園に役立つアプリやサービスを考える一日』イベントを開催しました

さいたま市は、都心へのアクセスが便利なことから高層マンションや戸建て住宅が増加、田畑や空き地も住宅地に変わっています。

住民一人あたりの”緑地面積“は、政令指定都市でも下位に位置します。

さらに人口が増え、住宅地が密集していることで、公園にはボール遊び/音楽/おしゃべり禁止など厳しい利用ルールが存在し、私たちが「遊べる/休める場」=「余白」が少ないのが現状です。

今回のイベントでは、小学校2年生から、70代まで幅広い世代の方にご参加いただき、「防災」「子ども」「親子」「シニア」など様々な視点から公園についてのインプット、理想とする公園をデザインしたり、公園を便利に使えるアプリやサービスを考えたりしました。

シビックテックさいたまでは、2019年から公園に関する行政データを集める活動を推進しています。紙のみで保管されている情報も多く、道のりは厳しいものですが、さいたま市都市戦略本部 デジタル改革推進部の協力もあり、公園の基本情報(公園の面積、緯度経度など)を昨年オープンデータとして公表してもらうところまで辿り着きました。

イベントの参加者からは、「公園の遊具が検索できるアプリがつくりたい」「動植物と位置情報を組み合わせて環境保全をしたい」など、たくさんのアイデアが出たので、定期的に集まり開発を進めていくことになりました。

また並行して、行政がもつ公園関連データの収集とオープンデータ化にもチャレンジしていきたいと考えています。

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